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ゴールデンウィーク

映画観たでし~(エア・ギアのウメ風に)


「鴨川ホルモー」

……なんですが……ホームページへ……あれ……?

この間できた、そこクリックすると別サイトへ飛ぶというリンクのやり方を忘れた(汗)
どうやらあれは偶然の産物でした…


で、この映画、とっても楽しいです!
理性と知性のタガを取り払って、見る阿呆になる映画です♪
原作のファンだったので、映像化されることを知ってからずっと楽しみでした。
横浜のみなとみらいの映画館で見たんですが、客席は満席!パンフレットも売り切れでした。
京都が舞台っていう点だけでも自分的にポイント高いんですが、とにかくストーリーの荒唐無稽さがすんばらしい。
作者の発想にまず脱帽です。いったいどうしたらこんなのを思いつくんだ……
しかしこの映画は馬鹿馬鹿しさだけで突っ走って終わらせるような底の浅さとは無縁です。
登場人物は皆大真面目なんですよね。悩んで迷って泣いて笑って…っていう彼らの心の振幅は素直に共感できるレベル。それらが描かれるときには、そこに無駄な描写や余計な演出は無い。だから観る者も自然にスクリーンの中に引き込まれて、いつの間にか彼らと同じフィールドに立っている。
そして直面するのが「ホルモー」!
これが何なのかはネタバレになるので書けませんが…とにかく面白さは◎♪♪♪

栗山千明の豹変ぶりが凄すぎて、ラスト直前の場面で一瞬「あれ?誰?」と思ってしまった(^^;
あぁ、京大青龍会に入りたいっ!!



映画、もう一つ。こちらはレンタルで観ました。

「ロード・オブ・ウォー」

まったく予備知識はなかったんですが、レンタル屋でふと手に取ってとても気になって、借りてみた。
ニコラス・ケイジ主演の2005年の作品で、国家間戦争や地域紛争の背後で暗躍する武器商人の話です。
すっごくシリアスな映画です。こういうのも好きなんですよね~。

人類が己の姿の暗黒面を美化も歪曲もせずに記録し、負の遺産として未来に届けるために作った映画のような気がします。
考えることを要求される映画ですね。
「最良の関係は、常に嘘の上に築かれる」(ちょっと違うかも)という台詞があって、ドキッとしました。
武器大国アメリカへの批判、と言ってしまうとそれはその通りで簡単なんですが、映画に出来るのはそこまでで、さらに深く掘り下げて人間のあり方を問う作業は観る者一人一人に委ねられているのだと解釈するべきではないかと思いました。

あ、でも唯一笑える場面があったでし!
武器を輸送する船に国際警察(??)の船が迫ってくると知って、武器輸送船に乗り込んでいる主人公の武器商人・ユーリ・オルロフと弟のヴィタリーオルロフが急いで船名を書き変えたりして民間船に偽装しようとするんですが、二人が急いで歩いていく背後の船室側面にかかっている救命用浮き輪に武器輸送船の船名が表記されてて、「あっ、乗り込んできた警察側にこれを見られたらばれちゃうじゃん!」と思わず手に汗握ると、いったん画面の外に歩み去ったヴィタリーが慌てて引き返してきて浮き輪を裏返しにするという、あそこがコミカルで個人的にツボでした(^^)
by masamingm | 2009-05-06 13:09 | Comments(0)

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