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長文乙

まったく人間の脳ってのはどうなってんだか…
いや、昨晩見た夢の話なんですが、ちょっと興味深かったので書いておくことにします。

その夢の設定では、私は大学生(?)で、大きなビル(38階建てだった。この数字ははっきり覚えている)の地下一階にあるレストランか何かでバイトしていました。
で、バイト中にトイレに行きたくなった私は、職場を出て従業員専用トイレに向かいました(大ではなく小ね!)
早く仕事に戻らないと…と思いながらトイレに入ると、なんと満員!長蛇の列で、とてもすぐには用は足せそうにない。
しかたなく従業員用の階段を上って一階に行ったんですが、ここのトイレも満員だった。

この時点で焦り始める。
このビルは地下1階から4階までは商業施設が入ってる(という設定だった)のですが休日だったのか、えらい混雑で、一般用のトイレも通路まで人があふれ出すほどの満員状態。
「こりゃ、他のトイレもたぶん駄目だな…」
と判断した私は、空いているだろうと思われる5階(オフィス階)のトイレに向かうことにした。
従業員エリアに戻り、階段では時間がかかるのでエレベーターに乗って5階のボタンを押した。

その時、一緒に乗っていた会社員らしき男性が、5階のボタンを押した私を見て小さく「あ…」とつぶやいた。
何か言いたそうな感じだった。
すぐにドアが閉まりエレベーターが動き出したんですが、なんと、5階を通過してどんどん上へと上がっていくではないか!
(あっ、これ、もしかして…最上階への直通エレベーター?)
気づいたときは遅く、私は最上階まで運ばれてしまった。


夢ってのは本人の記憶やら知識やらのランダムな再生というか映像化である(?)というようなことを昔、本で読んだ気がします。
しかし完全な支離滅裂ではなく、たいていの夢はある程度秩序のある世界なのだから、やはり自分が無意識に脚本を書いているのだろう。
この「乗ったエレベーターが最上階への直通」っていうのは夢を見ている自分には全く思いもよらなかったことで、夢の中でびっくりしたし焦ったんですが、この夢の脚本がスゲェと思ったのは、5階のボタンを押した時点で自分に対し何か言いたそうにした(これは最上階直通だよ、と言おうとしたのだろう)男がいたという、つまり脈絡無く展開していくハプニングではなく、事前に伏線があったということである。
無意識の私、ナイスな脚本だ…

ちなみにその後、最上階へ運ばれた私は焦りつつも展望台へ出てみた。
雨上がりで、水分を含んだ展望台のコンクリートや鉄の手すりの微妙な濡れ具合など、これがまたえらくリアルで…無駄なところでディテールが細かい。
そこから階段を下りた37階のトイレは空いていたので、そこで無事に用を足しました。


…という夢だったんですが…なんだか書いてみるとたいしたことないな!
Commented by ansoft at 2011-04-16 08:24
いやこれは興味深い!!
確かに、シナリオに裏の伏線があったというのは学会で発表できるくらいの発見じゃないですか!!
Commented by masamingm at 2011-04-16 12:37
☆永田さん
自分が望まない方向に事態が進んでいって、翻弄されまくる慌てる自分…という夢はよく見るんですが、この夢は予測できなかった展開の伏線というか予兆が事前にあったのがちょっと印象的でした。
ここまで意表を突かれて、しかも遡って辻褄が合ってると、この夢の脚本を書いたのは無意識の自分ではなくDNAの中のご先祖様かも?なんてSFチックに妄想してしまいます(^^;
by masamingm | 2011-04-16 03:43 | Comments(2)

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