人気ブログランキング | 話題のタグを見る

丹沢塔ノ岳

夏と言えば!海or山でしょうか?もう九月ですが…
私は山が好きです。
(海は駄目だ…プールも。泳げないし)

好きというほど登った経験はないんですが。
というかある程度まともな山登りはたった一回だけです。
19歳の夏、丹沢の塔ノ岳に登りました。
小田急線の渋沢駅前から、しばらく歩いていくと登山道に入ります。
このルートは通称「バカ尾根」と呼ばれていた…はず。(今はどうか知らない)
バカでも迷わない単純なルートだけど、とにかくきついので膝がバカになるという二つの意味からのネーミング、だったと思います。
後から知ったんですが、足を鍛えるには適しているので東京や神奈川の大学の山岳部がよくトレーニングのために登るルートらしいです。

確かにしんどかった…!
若かったから登れたのだと思います。今はもう絶対無理です。
ひたすら登って、ようやく頂上かと思ったらそこは途中の尾根のいくつかある頂点のひとつに過ぎず、そこから前方を見ると遠くの尾根の斜面に豆粒のように人が小さく見えて、あそこまで歩かなければならないのかと思ったときは気が遠くなりそうでした。
もちろん塔ノ岳の頂上はその遥か先…
そして頂上にたどり着いたときの喜びは、これはもう言葉では言い表せませんでした。
きつかったけど、登ってよかったと思いました。
山登りって、いいなぁ…と。
頂上の山小屋(?)で買って飲んだ味噌汁の美味しかったこと!
インスタントではなく、味噌も豆腐もねぎも全部人が担いでここまで上がってきたんだというありがたさも感じました。

あのルートは結構危険な所もありました。
幅が1メートルも無いような細い登山道で、その片側は柵も無くて急斜面が遥か下の谷底まで続いている箇所があって、ここで足踏み外したら絶対助からないじゃん…とか思いながら歩いてました。

その後大学に入学して、同じクラスになった友人が山岳部に入部するというので、一緒に山岳部(何か別の名称だったような気がするけど忘れた。本格的な登山をする体育会系の部だった)の部室に行きました。
友人が入部手続きをしている間、先輩部員が私に「君は山は興味ないの」と聞いて来たから、「昨年丹沢のバカ尾根に登りましたよー」とか、そんな話をして…それなら君も入部すればと言われて、山登りの楽しさがわかりかけていたこともあって一瞬心が動いたんですが、結局入部しませんでした。
あの時入部していたら、その後…どうなっていたかな?
by masamingm | 2011-09-03 18:37 | Comments(0)

masamingm不定期日記


by masamingm