エンメグ2
2017年 08月 21日
「エンメグ1」の続きです。色塗りが終わりました♪
(これは完成した絵の一部です↓)
では前回の続き、下書きレイヤーの上に新規レイヤーを作って線画を描きます。 カラーイラストは色を塗ると線は意外と目立たなくなるので、線はそれほど綺麗でなくてもいいかな…と。↑いや、やはり線は丁寧に描くべきだ!!!
デジタルになってもペン入れが苦手なのは変わらない…
使用するのはここではペンツールですが、描く絵の雰囲気によっては鉛筆ツールやブラシツールを使ってもいいかも。 後から線画に透明ロックをかけて色を乗せるのなら、不透明度100パーセントで描いておいたほうがいいかもしれない。
線画レイヤーの下に新規レイヤーを作って、色塗りの土台となるベース塗りをします。 色はグレーで。
この作業は簡単です。線画レイヤーで人物の余白部分をクリックして余白部分を選択範囲にして、選択範囲を反転して新規レイヤーでグレーで塗りつぶすだけです。これを作っておくと後々とても便利なので、自分的には必須作業です。
このベースレイヤーと線画レイヤーの間に新規レイヤーをたくさん作って人物ベースレイヤーとクリッピングして、各パーツごとに仮の色(不透明度100パーセント)を塗っていきます。まず肌色から…
グレーの人物ベースレイヤーとクリッピングしてあるので、外側には色ははみ出しません!これはデジタルならではのありがたい機能ですね。(見えていないだけで実際には輪郭線の外側に色ははみ出しています。後で消す作業が必要ですが、これは簡単であっという間に出来ます)
肌以外のパーツもそれぞれ別のレイヤーに塗っていきます。上に色を重ねる箇所は線からのはみだしを気にしなくていいので、それほど面倒な作業ではない。(それなりに時間はかかりますが…)下にある人物ベースレイヤーを目立つ色(ここではピンク)にしておくと、塗り忘れや塗り残しの隙間などがあればピンク色が見えるのでミス防止に役立つかも?
(バケツツールで色を流し込む、というやり方はしません。線の下まで色が入ってほしいので。)
各パーツに仮の色を置いたら、次の段階へ…
各パーツレイヤーをすべて選択して、人物ベースレイヤーから選択範囲を作って反転→Deleteで、はみ出した部分は一回の操作で全部消えます。そのまま全てのパーツレイヤーに透明ロックをかけてからクリッピングを外し、それぞれのパーツにだいたいの陰影を塗った状態です。
ここからは、各パーツごとに地道に塗っていく…
色塗りに使うのは不透明度60パーセントの円ブラシです。筆圧に応じて不透明度が変わるように設定しておきます。
…完成しました。 人物ベースレイヤーをコピーして自由変形→グラデーション→ガウスぼかしで、影を作ってみました。
(^^)
by masamingm
| 2017-08-21 03:12
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