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レイヤーは多めで

ComicStudioEXで作業してるときの画面は、こんな感じです。
レイヤーは多めで_a0090982_1764100.jpg

レイヤーは線画用に一枚。(この画像では水色)
ベタやパワートーン、衣類の細かい皺や陰影用に三枚。(朱色と紫と緑)
背景を描くときはこれらとは別に背景専用のレイヤーを四枚用意して、描き終えたら結合して一枚の背景レイヤーにします。後はフキダシ用と枠線用に各一枚、というのが通常のセッティング。

あ、ここには表示してませんが、もちろん下書きレイヤーもあります。
(下書きレイヤーは表示濃度を下げて表示します。20%くらいで)

フルカラーCGではないから、レイヤーの数が多くても大丈夫です(^^)
線画レイヤーにベタ塗りしてしまった~!なんて失敗がないように、各レイヤーを異なる色でカラー表示させてます。
モノクロ原稿なんですが、レイヤーごとに色を変えて(フルカラーから自分の好みの色を選べる)表示できるというのがとても助かります。この機能がなかったら間違えまくりで大変だと思う……

レイヤーウインドウは右下、ツールウインドウは左上というのがいつのまにか定まった定位置。自分の場合、画面右上と左下は広くあけておかないと描きにくく感じるので…
ナビゲーションウインドウは表示させると各種処理速度が遅くなるので使いません。

レイヤーは、作品を完成させた後も結合させずにこのままの状態にしておきます。
そうすれば、後からベタの部分をパワートーンに変更するような作業が簡単に行えるので。

衣類の陰の部分(この画像では緑で描いている線)をなぜ線画とは別のレイヤーに描くかというと……
これをもしも一枚の線画として描くと、後から衣類の部分にトーンを貼るための選択範囲を作る作業が面倒になるからです。斜線の細かい隙間等があると、そこが選択されず残ってしまうので。
皺や陰だけ別レイヤーに描いておくと、衣類にトーンを張るのが簡単で、かつ皺や陰影の斜線部にもトーンがミスなく乗ってくれるのです♪

自分はこのやり方を発見してから作画作業がとても楽になったんですが、人によって描き方が異なると思うので、自分で工夫して描きやすい方法を見つけるといいと思います。
マニュアルは各機能の説明だけだし、具体的な描き方というのは自分であれこれ試しながら見つけるしかないんですが…(コミスタで漫画を描く方法を紹介してるサイトもありますが、漫画の描きかたって人によってかなり異なるので、あまり参考にならないことが多い)

なぜ背景の線画に四枚もレイヤーを使うのかとか、その辺はまた次の機会に…(^^)


(七月二十八日追記)
先ほどマニュアルを読んで知ったのですが、「ナビゲーションウインドウ」ではなく「ナビゲーターパレット」でした。
全然違うではないか…(汗)
他にも呼び名を間違えて覚えてるツールや機能があるかも(滝汗)
by masamingm | 2008-07-27 17:46 | Comments(0)

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